年金引き下げに「異議あり!」 弁護士/井関 佳法

 NHKスペシャル「老人漂流社会『老後破産』の現実」という番組が放映されました。同テーマでの新刊書が相次ぎ、雑誌でも頻繁に取り上げられています。
 高齢者人口3000万のうち600万人を超えようとする独り暮らしの高齢者、その半数300万人が生活保護水準以下の年金収入しかなく、ギリギリの暮らしを続けている。長年サラリーマンを勤め上げた人でさえ、病気等誰もが経験するアクシデントがきっかけで、容易に破産状況に追い込まれている現実が紹介されており、暗澹たる不安を余儀なくされます。年金が最低限の生活を保障しない上、今後ずっと続けられる更なる切り下げ、このことが老後破産の一番の原因であることは明らかです。全国の年金受給者が年金切り下げに異議申立をする「年金訴訟」を提起しました。現在の原告数は3447名(10月5日現在)。「勝たないといけない」裁判です。ご支援を。


(2015年12月)

戻る

home