京都弁護士会2006年度副会長を終えて
弁護士 井関 佳法


 2006年度京都弁護士会の副会長を務め、3月末に任期を無事終えることができました。皆様のご支援、ご協力に心から御礼申し上げます。
 弁護士の世界は今激動の時代を迎えています。その中で強く感じたことを2つ。
 その1つは、弁護士人口が急増することです。京都の弁護士数が10年で2倍になると予想されています(400→800)。市民にとって遠い存在であった弁護士を、身近な市民のための存在に転換させる好機です。府下の弁護士は、ほとんどが御所の南側の裁判所のそばに固まっています。京都南法律事務所のように、地域密着型の事務所はかなり少数派です。この機に、あらゆる地域に弁護士が増えて行かなければなりません。
 その2は、被疑者国選が開始しました。警察が誤った自白調書を作成し、裁判官がこれを追認して、えん罪が繰り返されてきました。被疑者段階から弁護人が選任されることが、こうした弊害を阻止する力となることが期待されています。
 私たちは、新制度をしっかり担っていかなければならないと思います。
(2007年5月)
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