京都南法律事務所
早わかり法律相談のトップへ
早わかり法律相談 交通事故

2. 交通事故に遭ったら 具体的な請求とその保障

●具体的な請求とその保障
 被害者から加害者に対して請求することになりますが、
[最初に]最初に注意すること、[1]誰に請求するか、[2]どんな項目について請求できるか、[3]死亡事故についてはどうか、[4]物損についてはどうか、[5]金額算定の方法は(過失相殺を含めて)、[6]いつの時期に請求するか、などについて、説明します。

[最初に] 最初に注意すること
●相手(加害者)の住所氏名などを確認する ●警察に届ける
●病院に行く、必要があれば入院をする ●かかった費用の領収書を保管しておく
●すぐに、加入している保険会社に連絡する

心構え
 心構えとしては、1日もはやく、元の状態になるように治療に専念するとともに、その事故について責任がある人に対して、事故による損害を賠償してもらうことです。また、入院などによって、仕事ができず収入がない場合には、当面の生活をどうするかということが問題となります。さらに、死亡事故の場合は、相続問題も発生することになります。

当面の生活の確保
 当面の生活の確保は、強制保険(自賠責保険)の仮渡金手続き、相手方との交渉で、仮払い、また、場合によれば仮処分もできます。仕事中ないし通勤途中であれば、労災請求も検討してください。
 また、治療費の支払いについても相手方との交渉で支払わせるようにしてください。

←前へ次へ→


home