メンバーの素顔紹介 中尾誠

想いをはせる・共感するということ

 法律相談は人生相談でないが、相談者・依頼者の言うことを理解し、さらには、共感する、一緒にがんばろうという気にならなければ、困難な事件については、先に進まない(局面を打開できない)ことがある。
 相談者が本当に訴えたいことに「想いをはせる」ことが出来るかどうかである。そのためには、今の時代に起こっている様々なことを実感できることが必要なんだと思う。
 他方、「『自己の痛みの拡大形式として他人の痛みをわかる』という図式では、自分とは感受性が全く異なる場合、局面では機能しない。だから『他人の痛み』をわかるのはじつは大変なことなのである。」(〈対話〉のない社会・中島義道・PHP新書)との指摘も肝に銘じて、相談活動をしなければと思っている。
(2003年10月)


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