コラム 杉山 潔志 
いじめの根絶のために
 いじめ防止対策推進法が2013年9月28日に施行されました。この法律は、国、自治体、学校がいじめ防止基本方針を策定すること、学校設置者と学校が道徳教育の充実、早期発見のための措置、相談体制の整備などの措置を定めること、学校に、いじめの事実確認、いじめを受けた児童生徒・保護者への支援、いじめを行った児童・生徒への指導や保護者への助言、警察との連携などの措置を定めることなどを義務付けています。
 いじめは学校以外でも発生していますが、児童・生徒の場合、把握が困難であることや自殺など重大な結果を招く場合があることなどが法律制定に結びついたようです。
 いじめの根絶には、法律の施行だけでなく、社会の矛盾が子どもに現れることを回避する政策や教師と児童・生徒の信頼関係の形成、学校における教育的な配慮、地域社会と家庭の教育力の育成などが重要と思われます。
2013年11月