杉山 潔志
プロフィール
 1953年4月、岡山県真庭郡八束村(現、真庭市蒜山)で生まれ、同じ郡内の久世町で育ちました。中学校・高校では陸上競技部に入部し、短距離選手として活躍(?)しました。京都大学工学部機械科に入学しましたが、公害事件などで活躍する弁護士の姿に影響されて法学部に転部し、1983年4月に京都南法律事務所に入所、弁護士としてスタートしました
 
 家族は、妻と子ども3人ですが、子どもはいずれも社会人として独立し、ときどき訪ねて来る孫の相手をさせられています。
 
 借地・借家の問題、貸金や請負代金の請求、交通事故、親族・相続をめぐるトラブル、労働事件、破産や個人再生など多岐にわたる事件を取り扱ってきました。欠陥住宅や過労死・過労自殺などの事件にも取り組んできました。裁判でも、建物の構造計算や統計学的処理など理数的な問題が出てくることがありますが、数式などを見てもそれほどアレルギーはありません。発想も、どちらかというと理科系的です。
 
(趣味)
 健康のために42歳の頃から始めたランニングを続けています。ランニング仲間と一緒に走ったり、時間を工面してジョギングしています。50歳のころには、目標としていたフルマラソンでサブスリー、100kmマラソンではサブテンを実現し、富士登山競走も6回連続完走しました。現在は、故障した脚と相談しながら走っています。
 
 京都府南部地域にある遺跡や史跡をめぐるのも趣味の1つです。ランニングを兼ねて史跡めぐりをすることもあります。ランニングや史跡めぐりは、弁護士活動でたまったストレスや運動不足の解消に一押しです。
今年の抱負

 政府のwithコロナ政策への転換の中、新型コロナウイルス感染症の第8波拡大進む中で2023年を迎えました。
 また、ロシアが始めたウクライナ侵略戦争が続く中で、安保3文書が閣議決定され、敵基地攻撃(反撃)能力の保持やそのために防衛費の増大が予定されており、憲法第9条への抵触が問題となっています。台湾有事の危機が増大し、米軍が介入すれば、存立危機事態の認定、米軍の武器防護、非戦闘地域への弾薬供給などで日本も戦争当事国になる危険性が指摘されています。
 戦争の足音が近づいていると感じられます。戦争ではない方法で国際紛争を解決することは簡単ではありません。グローバルに考え、地域で行動するというスタンスで臨みたいと思っています。
 京都府南部のある法律事務所の一員として、平和と基本的人権の擁護、市民の権利の実現のための取り組みを行いながら、趣味のランニングや孫の相手など健康と私生活も重視した1年にしたいと思っています。