京都南法律事務所 新法・改正法の紹介

DV防止法の改正
(2008年1月施行)
(弁護士 吉田眞佐子)
 配偶者からの暴力の防止及び被害者の保護に関する法律(DV防止法)は、2001年に制定され、2004年に一部改正されました。
 さらに本法は、2007年7月に改正され、改正法は2008年1月11日から施行されています。
 保護命令に関する改正の要点は、次のとおりです。
  •  これまでは、配偶者から身体的暴力を受けたときでなければ保護命令は出ませんでしたが、「生命又は身体に対して害を加える旨を告知してする脅迫」があったときにも、保護命令の発令ができるようになりました(10条1項)。
  •  これまでの接近禁止命令では、つきまといや住居・勤務先など通常存在する場所での徘徊(はいかい)を禁止することはできましたが、電話やメール、FAXその他様々な嫌がらせ行為まで禁止することはできませんでした。しかし、今回の改正で、被害者の申立てにより、そのような行為も禁止する保護命令が可能となりました(10条2項)。
  • 2004年の改正で、被害者と同居する未成年の子に対する接近禁止命令は、可能となりました。
     今回の改正で、さらに「被害者の親族その他被害者と社会生活において密接な関係を有する者」に対する接近禁止命令も、可能になりました(10条4項)。
  •  書式は以下のとおりです。
     「保護命令申立書」
     http://www.courts.go.jp/tokyo/saiban/tetuzuki/minzi_section09/dv.html
情報更新:2008年1月
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