メンバーの素顔紹介 井関佳法

韓国調査旅行記

 9月7日から10日まで、私達が所属している自由法曹団京都支部の創立40周年記念調査旅行で韓国ソウルに行って来ました。87年民主化運動の結果できた憲法裁判所訪問、日本よりも速いテンポで増えている非正規労働者の運動を支援している非正規労働センター訪問、民弁(民主社会を目指す弁護士会)訪問、板門店見学、抗日独立運動の弾圧機関であった西大門刑務所見学等を行ないました。
 板門店は、ソウルから直線距離で40キロ、お盆で渋滞する道を抜けてバスの車窓から見える川が南から北に流れる漢江(ハンガン)から北から南に流れる臨津江(イムジンガン)に代わるとすぐの驚くほど近くにありました。
 地雷原を示す髑髏マーク、完全武装の兵士、Tシャツやジーンズ禁止の服装規制と緊張感に包まれていました。ただ、観光客が兵士と記念写真を撮っているのどかさが同居していました。日本では北朝鮮脅威論が煽られていますが、ガイドさんのお話では市民は大変冷静であるようでした。
 韓国でも平和運動が大きく盛り上がっていますが、民弁では労働事件のほか、イラク派兵の違憲裁判を提起するなど積極的に平和活動にも取り組んでいました。そして、日本には、地域平和の前進のために北朝鮮と関係を改善することが期待されていると話されました。
 東北アジアの平和を対話を通じて実現するため、日常的に市民の交流と連帯が必要になっていると痛感させられました。

(2003年10月)


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