【川越　義夫(かわごえ　よしお)氏のプロフィール】 1936年京都市生まれ。 洋画家の竹中三郎氏に師事し、武蔵野美術短期大学デザイン科を卒業。 デザイン界に足場をもたれる川越氏は、多くの色を使うことによって、柔らかで明るい作品を生み出そうと新しい手法のきり絵づくりに取り組まれ、現在も研究をすすめられている。ご自宅の「彩制作室」で、きり絵デザイン制作、グラフィックデザイン詩誌の編集にあたるほか、「京都きりえ・きりがみの会」を設け、きり絵教室をひらくなど幅広い活動をされている。（京都市中京区在住）

【渡辺　勝(わたなべ　まさる)氏のプロフィール】 1937年愛媛県新居浜市生まれ。 1962年同県公立中学校の美術教師となり、1965年大阪市立中学校に転勤。その後、独自できり絵創作活動をはじめ、1977年以降きり絵美術展に出品、1978年日本きり絵協会会員となる。 きり絵の特徴である素朴さを生かし、自分をとりまく生活環境を基盤とした人間の生活にテーマを求め、土のにおい、生活のにおい、庶民・風物を探求しながら作品に取り組まれている。（京都市伏見区在住）

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