山背<やましろ>の国のよいこと・よいもの・よいところ… 切り絵とエッセイで紹介します |
No.103 御香宮神能 |
御香宮神社の氏子になって28年になりますが、毎年春と秋に能が催されていることは知りませんでした。 9月23日夕刻5時開演とのことで、20分前に着けばいいかなと能舞台の会場に行くと、観客席はほぼ満員で、左手の方が比較的すいていたので腰をおろしました。 御香宮神能の歴史は古く、時には消長はありましたが、約600年程前より連綿と奉納しつづけられて今日に至っているそうです。 今回は、源氏物語千年記念として源氏物語を素材にした『野宮』と『須磨源氏』が、「ろうそく能」として演能され、他に狂言と仕舞も演じられました。 演じるときの間、制限された中での動きの美しさ、衣装の豪華さなど、奥深い古典芸能の伝統美を感じました。 (切り絵と文・渡辺 勝)
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