山背<やましろ>の国のよいこと・よいもの・よいところ… 切り絵とエッセイで紹介します |
No.24 祝園神社いごもり祭(相楽郡精華町) |
京都府相楽郡精華町大字祝園小字柞ノ森一番地の祝園神社のいごもり祭は、毎年正月の申の日から三日間おこなわれる。この切り絵は第二日日におこなわれる神事で午後七時ごろより御神祭に作成された大松明を拝殿でその年の明の方位に向け、本殿にて発火された浄火で点火し、松明奉持者が白衣に青色の袴を着け、頭を白布で桂包のように巻いた古式通りのいでたちで燃えさかる松明を捧げ持ち、木製の鎌、鋤、鍬、まぐわと五穀の種子を持った若者(氏子)と御神体を捧げ持つ宮司等十余人が
消灯された暗闇の境内を鈴の合図により籠所を出ます。 幸の森の神田に御神幸、五穀豊饒の農耕神事が行われます。 (切り絵 渡辺 勝)
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