山背<やましろ>の国のよいこと・よいもの・よいところ… 切り絵とエッセイで紹介します |
No.59 長岡天満宮の八条ヶ池と霧島つつじ(長岡京市) |
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菅原道真が太宰府に左遷される時、名残を惜しむため訪れた土地と言われ、道真を祭神としてまつっています。境内の東隣には、寛永一五年(1639)から農家のかんがい用として利用され、周囲約1kmの八条ケ池がありその中堤の樹齢百数十年と言われている霧島つつじがあります。平成五年三月に完成した中提と中ノ島を結ぶ水上橋は、「ふれあい回遊のみち」と呼ばれ、檜造りで銅板葺の六角舎や、大小のステージを備えています。池の周辺には、多くの花木が植えられ四月上旬から五月上旬までの間、咲き競う桜並木や濃紅色の霧島つつじの群生は美しく、水辺の憩いの場として大変賑わっています。 (切り絵と文 渡辺 勝) 作者プロフィール |