JR長岡京駅の最近開発された西口より、タクシーに乗り、天満宮の裏手の道を西に向かい、竹林を抜け山間の上り坂を約2km進むと、山の中腹に楊谷寺が有ります。光明寺の末寺で、新西国17番札所です。
806年に建立されたと伝えられています。京都清水寺の開祖の延鎮が夢のお告げに従いこの地を訪れた時、柳の木の間から十一面千手千眼観音が現れ、感動した延鎮が観音像を祭ったのが起源と言われています。岩屋から滴り落ちる清水が眼病に良く効くと言われています。
寺への参道の両脇は、一寸した門前町の感じで土産物屋や食堂などが並んでいます。毎月17日は縁日が開かれ多くの参拝客で賑わうそうですが、今日は15日。人、ひとり見掛けない静寂な時が流れていました。山門は、今、改修工事中で、ブルーシートを被っていました。
切り絵は、門前町としての参道両脇の土産物屋や食堂などを、手前に配し、奥に山門、本堂、裏山の紅葉を配し遠近感を表現しました。山門は工事中につき創作表現しました。
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