中尾 誠 Essay
秋を迎えて
2022年11月
「秋は、夕暮れ」というより、「実りの秋」「食欲の秋」というのが、私には似合うように思います。
栗ごはん、里芋が主役の芋煮、マッタケにはなかなかあたりませんが、キノコ類のバターソテーなど、おいしいものだらけです。秋が深まる頃には、レンコンや南瓜もおいしくなります。秋の食べ物は、特に、しっかりと土壌の養分を吸収しているように感じます。実際に作られている土のある所に行き、自然を体感しながら食べるのが、最高ですが、なかなか叶いません。土の恵みを感じながら、味わおうと思います。
楽しみにしていた地域の運動会は、今年も中止となりました。身体を動かすよい機会でしたが、残念です。
まだまだ、コロナ下の状態が続いている中、基礎体力を維持・向上させることが感染防止の基本だと思います。しっかり食べ、できるだけ身体を動かすようにしたいと思います。
熊は、冬眠に備えて、秋の間に栄養を蓄えます。私は、冬眠するわけでありませんが、京都の寒い冬に備えて、しっかりと秋の恵みを取り込んでおこうと思っています。