京都南法律事務所

相談予約
075-604-2133

その他のご相談 Q A

薬物依存からの回復

Q

息子は覚醒剤の使用で2回目の刑務所生活です。どうしたら覚醒剤を断ち切れますか。

A

息子さんは、覚醒剤依存症という病気になっていると思われます。薬物依存は、「薬物の精神作用を体験するために、また時には退薬による苦痛から逃れるために、薬物を絶えずあるいは周期的に摂取することへの強迫を伴う行動やその他の反応によって特徴づけられる」ものです。

Q

刑務所で薬物を使わないで過ごしても直らないのですか。

A

刑務所では薬物の入手ができないから使用しないで生活しています。しかし、社会にもどると簡単に入手できるのでまた使い始める人が多いのです。薬物があっても自分の意思で使わないで生きることが真の回復です。そのための治療とリハビリテーションが必要なのです。

Q

そういうリハビリ施設はありますか。

A

「ダルク」という民間薬物依存リハビリセンターがあります。シンナー・覚醒剤・睡眠薬・咳止めシロップなど様々な薬物依存から回復した人がスタッフとなり、グループセラピーなどの援助活動をしています。薬物依存治療を行っている病院もあります

Q

息子は「自分は依存症ではない。いつでもやめられる」と言っています。

A

薬物依存になった人は「自分がヤク中のはずがない」と思っているのがふつうです。でも、自分が病気であることを認めて初めて治療ができ、回復の第一歩が始まります。ダルクは沢山の本を出版しています。一度それを読んでもらって下さい。「あなたのサルにエサを与えるな」というダルクの本の絵を見て、「僕の中に覚醒剤をほしがる猿が住みついていて、それが覚醒剤をほしがるのだ」と気づき、ダルクに行くことを決心した人もいます。ダルクは依存者の家族のためのミーティングもしています。拘置所などへも面会に来てくれます。

弁護士 吉田眞佐子
まずは無料面談でお話してみませんか。
初回面談30分は無料です。
電話またはwebからご予約へ。
Web相談予約はこちら
ページトップへ戻る