交通事故に遭ったら
2026年6月27日
自分だけは大丈夫ということはありません。自転車に乗っていたり、外を歩いていたりしている時に、交通事故に遭わないとは限りません。事故に遭った時のための備えとして、覚えておいてください。
◆必ず、警察に事故届けをする
加害者から、「責任を持つから、警察に届けないでほしい」と言われることがあります。警察に届ければ、免許停止になったりして、仕事の支障が生じることもあるからです。しかし、警察に届けをしなければ、後で、事故の態様について問題となった時、自分で証明しなければいけなくなり、いらない苦労を背負うことになりかねません。
◆加害者の保険を確認する
事故に遭った時、大変ですが、加害者の住所、電話番号、勤務先のほか、任意保険に入っているかどうかについても、確認をするようにしてください。加害者の車が強制保険しか入っていない場合は、人身損害についても一定の範囲でしか補償されませんし、物的損害については強制保険では補償されません。よって、保険会社ではなく、加害者と交渉することが必要となります。
◆保険会社との交渉
加害者が任意保険に入っている場合は、以降の交渉相手は、保険会社となります。損害賠償の請求に関して、保険会社は、いろいろな資料の提出を要求してくることがあります。また、それらしい根拠を示して支払額を提示してくることもあります。しかし、必ずしも保険会社がいう資料がなければ支払いができないわけではなく、保険会社の提示額も妥当なものとは限りません。おかしいなと思ったときは、弁護士に相談をした方がよいと思います。
弁護士 中尾 誠

