岸田首相は「改憲は本年の重大テーマ」と言って、明文改憲を進めようとしています。 　また、敵基地攻撃能力保有の検討や、中国を想定したアメリカ等との軍事訓練を強化する等、戦争法（安全保障関連法）の具体化、実質改憲も本格化させています。 　改めて、憲法のことをもっと知り、考えてみませんか。

　　

日本国憲法は、前文と103条の条文からなっています。その条文を意識しながら、身の回りの問題について、考えていきたいと思っています。そのことを通じて、憲法をもっと知っていただき、憲法問題を一緒に考えていければと思います。 所員が順次UPしていきます。

前文 前文の権利性について（前文） 第一章　天皇 象徴天皇と東京オリンピック（１条、４条１項） 第二章　戦争の放棄 敵基地攻撃能力と憲法９条（９条） 核兵器禁止条約と憲法９条（９条） 第三章　国民の権利及び義務 自由・権利の保持義務（12条） 個人の尊重、生命・自由・幸福追求の権利の尊重（13条） 日本学術会議会員候補者の任命拒否と学問の自由（23条） 家族生活における個人の尊厳と両性の平等（24条） 教育をめぐる国民と国家との関係（26条） 裁判をうける権利と裁判のIT化（32条） 第四章　国会 国会議員の免責特権（51条） 臨時国会開催要求（53条） 第五章　内閣 行政の組織（65条） 第六章　司法 裁判所の役割（76条） 第七章　財政 お金から見る皇室（88条） 第八章　地方自治 都道府県について（92条） 第九章　改正 「改正の手続き、その公布」（96条） 第十章　最高法規 憲法と違憲判決（97条〜99条） 第十一章　補足 憲法の施行期日（100条）

　　

●オンライン連続講座「入門 憲法学」は、憲法９条京都の会YouTubeから 「憲法９条京都の会」と「京都憲法会議」の共催で、書籍 『入門 憲法学　—憲法原理から日本社会を考える』（法律文化社）を基本テキストとした連続講座が開催されています。

(情報更新：2022年6月)

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